(メインシステム遍歴)

SPEAKER  : JBL C37 RHODES (コピー箱) D130(16Ω)×2 + 175DLH(8Ω) + N1200 (8Ω) 
   現在のメインスピーカーです。

以前は下に有るようなマルチアンプシステムでいろいろやってましたが、
ここ最近、音楽を聴く時間そのものがかなり制限されてきました。よって、6畳間が許容できる限度内の大きさで、シンプルで気楽に聴けるスピーカーにしようと、元のネットワークシステムに戻しました

スピーカーも自分の原点であるD130を中心に組込み。
このC37はWウーハー仕様で、D130をWで使っていますが、箱としてはかなり小ぶりで、容量は140リットル程度です。ユニットは16Ωのものしか手元にありませんので、D130をパラ接続し、8ΩのN1200と、8ΩのLE175DLHと組み合わせて使うつもりで組みました。ただ、2014年1月現在は、16ΩのN1200を持ってきて、無誘導型巻き線抵抗を使って、簡易的にそれぞれのユニットの抵抗値を弄って、16Ω使用としています。

音は中庸。いかにもビンテージシステム的な心地よいナローさで、フルレンジに通ずるものがある音ですが、往年のJBLらしい元気な音で、自分は好きです。レンジを求めたり、重低音を求めたりする人には多分物足りないんだろうな・・・と。でも、音楽を音楽として楽しむためには、この程度の割り切った音のほうが良い気がします

とは言うものの、流石にダブルウーハーなので、箱の容量が小さくても有る程度の音量で鳴らせば結構低音も出てきます。C36の音が大型ラジオだとすると、それよりは少しばかりレンジは広いかな?

箱がまだ新しいので、鳴らしこみでだんだんと良くなっていくとは思います。
本当の評価はそれから・・・ということで。

※2017年現在、メインスピーカーです。



SPEAKER  : JBL 150-4H+2482(375仕様)+LE85+2405 (ラフトクラフト製160gBOX)
   以前の様子です。

マルチアンプシステムとして組み上げ、150-4H、LE85、2482(改)
、2405を加えた擬似4WAY構成で鳴らしていました。

2インチ用のホーンは2360を持ってきて、341Hzあたりからの、結構
低めのクロスで鳴らしていました。音はかなり纏まってて良かった
のですが、
何しろ見た目が悪かった(爆

結局、思うところがあって解体。組み上げてからおおよそ5年半の
付き合いでした。

現在は一旦リセットし、自分の原点とも言うべき、D130、LE175DLH、
N1200の構成を同じ箱に取り付け、メインシステムとしています

今度は方向転換して、思いっきりビンテージな方向に行こうかな・・・と。
それに先立ち、実は、現在、箱に関してはまた新たな計画が・・・

まぁ、いずれまた・・・ということで。

マルチアンプは暫くは休止。音との格闘をやめて、ランシング氏に敬意をもって、
ネットワーク構成のシンプルなビンテージシステムで音楽を楽しもうと思っています。




※2013年12月末、メインスピーカーの全てのユニット、及びBOXをヤフオクで
ドナドナ。一からやり直すことにしました。今後は6畳間に適した形態で・・。

SPEAKER  : ALTEC A-7 (416Z(16Ω)+ 806D + 511B + N-500-G の”なんちゃって”仕様) 
  まぁ、いわずもがな・・・な様相のALTEC A7です。
ただし、箱はオリジナルでは有りません。材は一応米松合板製です。

ユニットはebayで落とした416Z。ホーンもebayでジャンク
で手に入れた511B再塗装。ドライバーはebayで落とした
これまたジャンク品の806Aを修理したもの。
(そろそろ新品のダイヤフラムが欲しいところです)

ネットワークはやはりebayでゲットしたジャンクを修理した
N-500-E。結局、
ここまで揃えてもペアで13万円かからない位
で作れちゃいました。いい時代ですねー。

自分のような人間には、こういう無骨なスピーカーの機能美(?)
が格好よく映りますが、洗練された家具のようなデザインの
ハイエンド機器を好むユーザーにとっては、きっとがらくたに
見えるのでしょうね (´д`*)

音は流石のThe Voice of the Theatre!耳に懐かしいあの映画館の音
ですよ。台詞の帯域が実にリアル。A5よりは幾分ヒステリックな気も
しますが、音はさらっと聴ける申し分ない音ですね。(^^)


※2017年現在も奥座敷のシステムで現役です。

SPEAKER  : YAMAHA NS-370

YAMAHAが,昭和40年代・・・1960年代後半から、オーディオ市場に送り込んだ変り種
NSスピーカー・・といわれる、発泡ポリスチレン製の超大型平面ウーファーをベースに
したスピーカーシステム。その最上位機種。サブしとして、A7と同じく座敷に置いてます。

3WAY。30cmのミッドレンジと、ホーントゥイーターを組み合わせ、後面開放という実験的
な設計。なかなかに良い音です。もちろんスピーカーは全てアルニコ・マグネットで、その
出力音圧レベルが100dB/w/mを超えるという高感度ぶり。古い国産スピーカーらしからぬ
音ですね。そういえば、自分がメーカー製のまま使ってるのは、これら初代NSシリーズの
スピーカーだけですね。ネットワークのコンデンサとかの部品は少し交換してますが。

ミッドレンジは、コーン型で、JA-3053という、JBLのD130を丹念に研究して作られたもの
だそうで、確かに、音が飛んできます
。ウーファーはグランドピアノのような形をした変形
タイプで、最大長が80cmほどあるという凄い大きさ。ウッドベースはかなりリアルに等身大
で再生します。

今となってはなかなかレアな個体。外観多少の傷有るも、かなり状態がよく、コレに関しては
今後も手放す予定はありません・・・というか、
このスピーカーこそ手放したらなかなかめぐり
合えない
と思いますので。(;・∀・) 

※2017年現在、寝室のシアター用メインSPにしてます。



SPEAKER  : YAMAHA NS-20

NS-370と同じく、YAMAHAのNSスピーカーの初代シリーズの中型機。ウーハーはJA-5002
、ミッドレンジが20cmのJA-2053、トゥイーターはJA-0505という組み合わせ。現在はサブの
スピーカーとして、保管庫に置いてあります。

NS-370がゆったりとした音調で、割と「地味に凄い」のに対して、こちらは明るいキャラクター
で、いかにも「良い音」という感じ
。あまり音量上げられない環境であればこちらのスピーカー
のほうが良いのではないかな?と思います。

相変わらず、こちらもレアな個体のようで、なかなか出てきません。
もし見つけたら即効ゲット
をお勧めします
。良いスピーカーです。画像はサランネットを外した状態で、しかも入手当初
の写真ですが、現在はもう少し綺麗に化粧直しされています(笑 

発売は1968年頃でしょうか。発泡ポリスチレンの音というものは実に不思議なもので、
倍音
生成型のスピーカーなので、歪み率という面で見ると決して優れた特性ではない
のですが、
音を聴くとそんなことなんて気にならなくなります。ネットワークのコンデンサは全てそのまま
のフル・オリジナル。多少は劣化や個体差も出てきているでしょうが・・・・・。

2013年現在、トゥイーターをEAS-5HH17Gに換装して、高域のビビリは完全に解消。
調子良かったですが、ヤフオクにてついに手放すことに。今度はNS-30と出会いたい・・・。



SPEAKER : SABA Parmadyn 19-200 5898 420 002 + TW

西ドイツ、SABA製のフルレンジユニットをベースに、同メーカーのコーンツィーターで高域を拡張。平面バッフルに収めた寝室用のサブシステム。フルレンジユニットは20cm、TWは10cm口径です。
どちらも1950年代のユニット。もちろんアルニコマグネットです。マグネットの磁力は10000ガウス。軽くて扱い易い、フィクスドエッジのヴィンテージ・ユニットです。

画像は小さいですが、
平面バッフルの一辺は約1.2m程と結構大きく、6畳間では大きすぎます。現在は8畳間に置いていますが、それでも大きいです。(^^;; でくれば12畳以上の部屋で、バッフル後方のマージンを十分確保して鳴らしてやるのが良いと思います。

音質は非常に素直で、低音も良く出て高域も十分伸びていて、かなりオールマイティーに聴ける音になってます。こんな安物プレスのペラペラな造りでも、音は感心するほど良いです。ドイツのユニットの中でも、SABAという会社は老舗です。テレフンケンよりも安価ですが、音は負けていませんね。

※2015年2月、ヤフオクにてドナドナ。平面バッフルは現在は倉庫に保管中です。




SPEAKER : CORAL BETA-8 + バックロード箱(純正寸法レプリカ)

    その昔、自作マニアに人気があったCORALは、埼玉県川口市に工場を持つ小さいスピーカーメーカーでした。このBETA-8は、そんなCORALの代表的な20cm ダブルコーン型フルレンジです。

最近は極めて希少になってきたユニットですが、幸いにほとんど新品に近い出物をゲット。多少のクリーニングはしたものの、殆ど完璧に近い状態です。(片側のサブコーンにほんの少しシワが有るのが残念です)

音質は極めて明るく、飛んでくる音です。バックロードならではの(?)若干の箱の共振というか、ホーン臭さが耳につきますが、凄く通る音です。国産スピーカーらしからぬ音です。

※2015年9月、ドナドナ。BOXだけは寝室横の部屋にて保管中・・・。
今度はBETA-10にいってみたい・・・けど高いしレアすぎて・・・(´ヘ`;)


低域用 POWERAMP : CROWN(AMCRON) Macro Tech MA-2402

  今まで使ってきたDC-300AUに代わって採用した業務用SRアンプ。
その音質・駆動力はかなりのもので、片チャンネル510W(8Ω)、Df1000
以上の実力は伊達ではない・・・のか?

低域がゴリゴリに締まっていたDC300AUのブリッジ・モノと比較すると、
適度な低域の厚みもあるものの、決してふやけた音像にはならず、ビシッと
締まるところは締まっている
。そして、力強い押し出しも感じられるという、
そういう意味ではとても懐が深いアンプ。
帯域を制限して、主に低域用として
使用してる限りは、かなりの逸材
だと感じます。もっとも、150-4Hで鳴らしてる
からだと思いますが。D130の頃だとむしろ真空管アンプの方が良かったですね。

ファンの音が五月蝿いので、静音ファンに載せ変えてルーコン(調光機)で
ファンの回転速度を管理して使用中。それでも無音ではないですが・・・。


2013年10月まで現役でしたが、思うところあってマルチアンプは一旦小休止。
よって、同年11月2日、ヤフオクで手放しました。次のオーナーの元で元気に
活躍してくれるでしょう。



低域用 POWERAMP : CROWN(AMCRON) DC-300A SERIESU(×2 Bridge MONO)
メインシステムの低域用で使用しているアンプ。これまた古い
スタジオ用です。片チャンネルあたり610W(8Ω Bridge MONO)
という非常に強力なアンプですが、ファンなどは無く、PAアンプの
ように、ファンの音で五月蝿いということはありません。


非常に馬力があり、低域も締まっていていいです。音も実に素直。
変な音は出ませんから、とりあえず現状では納得して使ってます。

米国では、実際にスタジオに導入される実績が
多かった
そうです現在はご覧のように2台でブリッジ・モノ駆動です。
右と左では結構製造時期が違うので、内部のメイン基盤のロットが違う
ものですが、設計がいいのか音質差は感じられません。

右チャンネルで使っているほうは、ebayでゲットしたジャンク(?)を
自分でレストアしたもの。と言っても、スピーカー端子の交換と、焦げた
抵抗の交換、一部の電解コンデンサの交換、足が浮かびそうになって
不定期なノイズを発していたトランジスタがあったので、基盤を再半田
処理した程度です。

ダンピングファクター750の実力は伊達ではなく、かなり締まったハード
な音も出せます。


※長い間メインの低域用としてブリッジ・モノで使ってきましたが、MA-2402
を新たに導入。2009年6月に引退、売却しました。

PREAMP : Mcintosh C34V
マッキンです。バブル全盛期時代に造られたモデルで、
1990年代初期のモデル。
C34Vの”V”は、ビデオの事で、
これは一応、高級AVアンプというカテゴリーでした。(当時は)

もちろん、完全2chプリなので、オーディオ専用としても
名高いモデルになってるようです。デザイン2の次のオイラが
このプリを選んだ原因は、やはりその音にあります。

音の傾向は、どこまでも暖かく、厚い音。キラキラと潤った
麻薬的な響き
です。ここまで音作りしてしまうのかー!という
ほど、音がマッキンしてるので、ピュアなオーディオという意味
では少し違うかもしれませんが、気持ちよくおおらかに音楽が
聴けるアンプです。

5バンドイコライザー装備の当機は、近年のC-47にその機能が
受け継がれています。内部回路の傾向も、今の同ブランドの
似たようなグレードのモデルと殆ど変わりません。
(一部ハイエンドモデル除く)

また、20Wのモニターアンプがついていて、そのままプリメイン
アンプとしても結構使えるので、とりあえずコレだけでも聴ける
という意味では、万が一のパワーアンプ故障の時便利です。

全ての端子が金メッキされた最初のロットだったと記憶してます。
入力端子はまだアンバランスRCAのみ。今でも、その人気は
根強いものの、嫌いな人は嫌いな音でしょう。好みが分かれますが、
そういう話題によく上がるということは一応「名機」って事ですかね。

※2017年現在、いまだ現役です。

POWER AMP : JBL SE402 
2014年8月より使用。300Bシングルステレオ・アンプに取って代わってメインアンプ
になったのがこれです。2015年現在も現役にて使用中!!

JBL初の小型の石アンプであり、SE401と同一回路のナンバー違いです。1960年代
のもの。ゲルマニューム・トランジスタを使ったシンプルな回路ですが、出てくる音は
JBLと相性が良く、くっきりはっきり。低音も不足感無く、良いアンプですね。

ちなみに、本来はエンクロージャーにあけられた専用の取り付け穴にセットして使う
ために本体は非常にコンパクトに作られています。出力も35W+35Wと控えめですが、
100dB超えのJBLのスピーカーには十分です。

今後、メインアンプとして活躍してくれることでしょう。
部品が壊れないように大切に使っていきたいものです・・・。

2017年現在、ノイズの問題も解消し、調子よくメインシステムで活躍中!

高音域用 POWERAMP : Mcintosh MC7150
こちらもプリ同様、Mcintoshを選択してます。
こちらも1990年代初頭のモデル。
マッキンの中ではエントリーモデルですね。

音は艶やかで、石のアンプとしては真空管アンプにも近い
傾向の音だと思います。高域用にはうってつけ。
(聴いた感じ・・多分)

※少し前に完全オーバーホールをしてもらいました。

※※高域用アンプも真空管アンプを導入したため、2008年12月、
   結局ヤフオクでドナドナです。

中域用 POWERAMP : M・J・Qオーディオ製 ハンドメイド300Bシングル・ステレオ
北海道のオーディオ工房製作の300Bシングル・ステレオ・アンプ。
配線やパーツ配置の丁寧さは流石。ノイズもシングルステレオと
してはかなり少なく、大変余韻が美しい音質のアンプです。

7W+7Wの出力ですが、
高能率ドライバーユニットに使用するので
高能率のスピーカーを駆動するには必要にして十分かと。球アンプは
ダンピングファクターが一桁ですが、音のよさとダンピングファクター
とは言われているほど関係は無いという事を教えてくれます。

ドライバー段は、現在はNEC製のメッシュプレートGT管を使用。
300Bは、現在はPSVANEの安い300Bマッチドペアを使っています。
整流管はRCAのヴィンテージ5U4G。数年前にアンプショップミズナガ
さんに再点検してもらい、リファイン済みです。

OUTPUTトランスは今は貴重なTANGO製。チョークコイルはLUX製。
電源トランスはノグチです。よく出来たアンプだと思います。


2013年10月までは、マルチシステムの中域を担っていましたが、
マルチシステム解体によりメインアンプに返り咲いて現役です。

※※その後、2014年8月、ヤフオクにて売却しました。


高域用 POWERAMP : エレキット TU-873LEU 300Bシングル・ステレオ

これは良いアンプ。キットを組み立てたままノーマルです。パワー管は
中域用アンプと同じPSVANEで。ドライバはRCAの6SN7GT。高域と中域を
球のアンプとすることで、ハイエンドでの伸び、艶やかさが出ます。コストは
若干割高ですが、ちゃんとした真空管なら10年は持ちます。あと、石のアンプ
よりメンテが楽(笑
 現在のシステムに欠かせない存在となってます。

2013年現在、パワー管svetranaに。
※2013年11月、マルチシステム解体により売却しました。

ALTEC A7用 POWERAMP : CROWN(AMCRON) D-150A U 
こちらは、もともとは、メインで以前使っていたアンプ
「DAD-M100PRO」が
あまりに低域がブカブカして
気持ち悪かった
ので、代理に使ってた古いアンプです。

これがまた古いくせにフライングモールよりは格段に
良かったんです。(^^) もっといいアンプは世の中には
沢山ありますけどね。今は
A7用のアンプにしました。

※2007/7/3 ヤフオクへ出品処分。2012年現在はMcIntosh
のMA5100というプリメインアンプをA7用のアンプにしてます


ALTEC A7用 プリメインアンプ : sansui AU-111

1960年代に山水が発表した、真空管プリメインアンプの最高傑作。非常に厚みのある音で、McIntoshの球のアンプを髣髴とさせる低域と、その精悍なパネルで人気を博しました。

このアンプはPHONOアンプが非常に優秀で、もちろんPHONO部は真空管ですが、当方
メイン使用のソフトンのMODEL-4よりスッキリとしていてパワーがあり、解像度もある良い
音でした。

※某オークションで超極上のフルレストア済み美品をゲットし、さらに部品交換で完璧に
新品状態にして使ってました。こんな出物はもう二度とないと思いますが、旧車と同じく、
名機は維持していくのが大変で2011年に結局人手に渡っていきました。

いつか余裕が出たら再度ゲットしてみたいアンプではあります・・・。




ALTEC A7用 パワーアンプ : ALTEC 1568A

ALTECで1960年代に、業務用アンプとして製造されていたモデルの中では比較的
コンパクトな一台。モノラルアンプなので2台必要となる。EL34のPPで、出力40W程度。
ebayでジャンクをゲットして修理、使用していたものの、事情があって手放すことに。

とても良い音のアンプで、「鳴らせるけど、良い音ではかなか鳴らししにくい」A7が、
いともあっさりと凄い音で鳴り始めたのにはちょっとした感動を覚えたほど。かなり
気に入ってました。流石は純正組み合わせ・・・という感じでした。

現在では、かなり高騰してきてなかなか手が出ないアンプになってしまいました・・・。
ついこの間までは安かったんですけどねぇ・・。


いずれ、また手元に置きたいアンプNo.1です。

※2012年末 泣く泣く手放しました



ALTEC A7用 プリメインアンプ : McIntosh MA5100

名門McIntoshが、1960年代に世に送り出した、トランジスタ・プリメインアンプの
第一号(だったと思います)
。ダンピングファクターが100程度と、現代のアンプと
比較しても穏やかな特性です。オールドマッキンの中では結構スッキリしたサウンド
ですが、とは言えやはりMcIntoshのカラーで、中低域の厚みはなかなか心地よく、
古いA7ともよく合います。

この個体は
ebayでゲットしたジャンクを修理したもの。修理といっても、当時はまだ
プリント基板が少なく、手配線主体なので修理し易いです。劣化したコンデンサも少
なく、ほんの僅かに手入れしただけ。ボリュームのガリもほぼ取れて良い音で鳴って
ます。


※2013年2月に、ヤフオクでドナドナ。良いアンプでした。




ALTEC A7用 パワーアンプ : ALTEC 1594B


以前は1568Aという真空管アンプでしたが、2014年8月現在は、1594Bという、
ALTECで1960年代後半に設計され、1970年代から長きに渡って造られた石の
アンプを使ってます。

とは言え、こちらも真空管時代からのノウハウが詰まったアンプで、トランスはピアレス
だったり、基本的には真空管回路をそのまま石アンプに置き換えたような作りで、極めて
シンプルかつ優れた回路設計のアンプです。

発熱も少なく、パワーは余裕の100w(片チャンネル)で、A7も十分余裕を持ってドライブ
します。音質も石アンプなのに分厚く、芯の有る音です。
やはりALTECサウンドですね。

暫くはこれで満足できそうです・・・。


※2015年1月に、ヤフオクでドナドナ。良いアンプでした。



ALTEC A7用パワーアンプ : ALTEC 1590C

先日までは1594Bというアンプを使ってましたが、やはりもう少し音に凄みが欲しい・・
という事で導入。内部メンテも完璧に施し、今までの中で最も状態の良い(?)アンプ
となりました。これで満足。もうALTECの真空管アンプは要りません(笑


※2017年現在、本堂のシステムにて現役です。


Analog Disc PLAYER : KENWOOD KP-9010

  Technics SL-1200 MK3、DENON DP-3000に続き、最近買い換えたのは
KP-9010です。
TRIO(KENWOOD)が、1985年に、CDに対向すべく、S/N比90dB
という驚くべき静粛性を謳い発売したプレーヤー「KP-1100」
の後発版です。

ナイフエッジ機構のアームを持ち、強固なフレームとあいまって、価格以上の
音のクオリティーをもつプレーヤーとして人気を博しました。
現在の水準でも、
なかなかの高音質っぷり
です。結構この程度で十分に満足できてます。

現在はハイフォニックのDL-103PRO、テクニカのAT150MLX等を使い分けて
使用してます。このクラスでも、セッティングが決まれば
既にSACDの音を
軽く凌駕
してると思える音が出てきます。アナログは凄いです。

※2017年現在、トラブルなく現役です。

SACD PLAYER : marantz SA-11 S1
  マランツの現行型のSACDPです。最近までmarantzのリファレンスとして君臨
していました
。DAC付近に±5ppmの精度のマスタークロックを置き、CD、SACD
共にジッタフリーを目指したモデルです。また、
3種類のフィルターも装備し、
ユーザーが積極的に音づくりをしていけるのも特徴
です。

以前使っていたSA-14よりは格段に澄んだ音ですが、やはり、
クールな
でJAZZはイマイチ。従って、JAZZ系の音楽を聴くときはWadiaに切り替え
たりして使っています。トランスポートの動作音は静か。SA-14みたいな大きな
音ではないです。

SACDの音は、かなりブラッシュアップされていて、SA-14がこもった音に
聴こえる程でした。2011年までメインプレーヤーとなっていました。

※2011年後半にヤフオクで処分。現在は超古いPHILIPSのCD100をメインCDPに
SACDPがかからなくなったので、何か一台欲しいところです。

CD PLAYER : PHILIPS CD100

PHILIPS社が1982年に発表した、CDPの第一号機。かなり古いプレイヤーですが、
メカは伝説のCDM-0、DAC構成も当時の業務用LHH2000とほとんど変らないという、
ある意味でマイルストーン的なCDPです。2012年現在メインシステムのCDPとなってます。

その音質は現代のプレイヤーと比べれば骨太で、解像度と言う意味では若干劣る
部分もありますが、音楽の大切な骨格はしっかりと表現してくれます。当時はまだ
LPレコードのほうがシェアがあった時代ですから、音質傾向もアナログの延長戦上
にあり、とても音楽性豊かな音がします。壊れないように使っていきたいですね。

※2013年7月、ヤフオクにてドナドナ。



D/A CONVERTER : WADIA27i(X


米国にある、DAC、CDP専門のメーカーというストイックさを持つWADIAの中でもかなりハイグレードな位置にあるDACです。

1997年当時に、同社の最高峰モデルとして登場。以後も数年ごとにバージョンアップを重ね、今なお現役のハイエンド・DACの代表格となっているのがWADIA27シリーズです。

自分が所有しているのは、
WADIA27i(X)というバージョンで、クロックリンク、高精度クロックを備えているものの、現行の96/24対応のものとは違い、48kまでしか対応していないようですが、CDから繋げて聴く以上は、スペック的には全く変わりません。ただ、フィルタ特性が選べない・・・という程度の差です。

発売当時の価格で\1400000程度と、恐ろしく高価なDACでしたが、海外から色々な手を使って安価にて購入。
非常に精緻で尚且つ骨格のしっかりした音。CDソースを聴くときの現在のメインDACです。

・・・・と書いていたのもつかの間。結局、以前のWadiaほどのパンチの強さが感じられず、上品過ぎてしまい、正直なところ、MarantzのSA-11S1の内臓DACと大差ないので、2008/8中に某オクにて売却しました。やはりオイラには業務用しかないか・・・。


D/A CONVERTER : WADIA   WADIA12
米国のハイエンド・ブランドとして、本国よりも日本で有名なWadia。アンプなどは作らずに、もっぱらCDPやDACのみを手がけている専門メーカーというのは結構珍しいと思います。

そのWadiaのなかでも、とびぬけでローエンド・モデルなのが
Wadia12.。普通、Wadiaと名のつくものは新車の大型バイクを購入できるくらいの価格がついているようですが、これは上のSA-14よりも設定価格は安いのです。(でも、自分のような者にとっては高価なものには違いありませんが・・)(;・∀・)

特にJAZZやROCKに合うといわれていた時代のもので、音も堀が深くはっきりくっきり系のものです。デコーディング・コンピューター(デジマスター)でない唯一のDACだったと思います。

以前所有していた、EsotericのX-10Wの音が忘れられずに居たときに、知人より偶然にも破格にて譲り受けました。
大人しいSA-11s1が、これを通すと押し出しの強い元気な音になります。JAZZを聴くときははやはりこれを通したほうが圧倒的に楽しめますね。半面、クラシックなど、柔らかい音の余韻が必要なものは少し苦手のようです。ま、骨太な音ですね。

2008/7/9 ヤフオクへ出品。なかなか骨太で面白いDACでした。
近日中にWADIA27が到着予定


Electric Friquency Dividing Network : Accuphase F−15L

ご存知、日本のメーカーの中ではマニアに知名度が高いアキュフェーズの、1980年代後半の3wayチャンネル・ディバイダー"F-15L”です。

残留ノイズレベルの低さは、さすがアキュフェーズ。回路設計が優れているのでしょう。
業務機のdbxやBEHRINGERとは音の質の高さが違います。元気のよさでは業務機も
悪くは無いですが、やはり、静かなのがいいですね。
クラシックはこれで無いと聴けません

大切なサウンドの要です。当初は500Hz、7000Hzで分けてましたが、現在は450Hzと7000Hzのボードで3WAY駆動です。


2007/9/19 Driverack260と入れ替わりでヤフオクへ。良いチャンデバでした。今までありがとう・・・・。

Digital Loudsoeaker Managemant system : dbx Driverack 260

業務用デジタル機器メーカー dbx の誇る、デジタル・スピーカー・マネジメントシステム「Driverack 260」です。

これ一台でチャンデバ、EQ、自動音場補正、その他いろいろの機能が詰まっていて、デジタル機器ならではの多機能さ。チャンデバとしてのみ使用しても、音質的にも非常に優秀な一台です。
F-15Lに代わり、メインシステムに正式導入。dbxとはいえ、アナログのそれとは比較にならないほどノイズが少なくなっており、当方の環境ではS/Nの良さで軽くAccuphaseを超えました。

アナログチャンデバではパワーアンプのゲインは目いっぱい上げていましたが、デジチャンを使う際のコツとしては、パワーアンプのゲインをなるべく低くして、プリアンプとチャンデバ側で信号レベルを上げてやることです。これで凄く静かになります。

2013年11月にヤフオクでドナドナ。これで暫くマルチはお休みです・・・。



CD REVORDER : TASCAM CD−RW750
TEACの業務用専業ブランド”TASCAM”の、比較的エントリーモデル。しかし、流石は業務機。SCMSフリーだし、24bitA/Dコンバーターが付いているしでかなり使えるCDレコーダーと言える。

もっぱら、アナログディスクの保存(CD化)の為に購入したものの、最近ではカセットテープ音源など、貴重な音源の保存用に大変重宝している。ゲーム音楽の直録音にも使えそうでもある。

業務機だけあり、”音楽専用CD-R”でなくても音楽CDが作成できる。CD-RWにも対応。定価は7万円台だが、最近は実売3万円台で購入できる。

音質も素直で、嫌味が無い。CDレコーダーも随分と音質の良いものが安くなってきたと、感慨深いものが感じられる機種ですね。

※2017年現在は館内放送用として使用中。少し読み込みが悪くなってきました・・。

DAT : Pioneer D-07
記憶は定かではありませんが、恐らくは1992年、PIONEERは業界初の、96KHzというハイサンプリングに対応させたDATを開発しました。これはその記念すべき一号機にあたるものです。

DAT(デジタル・オーディオ・テープ)自体、殆どの一般ユーザーには普及せず、マイナーなうちにその存在が消えつつあります。しかし、レコーディングエンジニアなどのプロの間では、今でも広く愛用されています。コンシューマーの機器の中で、
現在でも録音機器の中ではトップの音質を誇るオーデイオ機器で、CDの音質の倍のレンジを持ちますが、流石にテープメディアだけあり、接触媒体特有の劣化の問題は解消できませんでした。

しかし、このPIONEERの初代機は、流石に初代機だけあってその作りこみはかなり丁寧に、丈夫に作られています。
DATレコーダーの中で、最も耐久性が高いメカが、このPIONEERのメカで、プロ用スタジオ機器メーカーのOTARI(オタリ)が、自社のDATにこのPIONEERのDATをそのまま流用していたほどです。(デザイン、筐体等、ほとんどがD-07と共通でした)

現在はもっぱら、自分の楽器演奏の最終リミックスのマスターデッキとして使用しています。

調子悪いときもたまにあるけど、2017年現在も現役です。

SPEAKER : FOSTEX FF85K + 自作バックロード 
            寝室でのもっぱらのメインスピーカーが、このFF85Kという8cmフルレンジを使ったバックロードシステムです。その8cmという口径が信じられないほどの豊かな低音を出します。ユニット自体は、ペアで\7000程度の安価な物です。2005年頃購入。

バックロードホーンは、長岡鉄夫氏がその世界では有名ですが、これは長岡式を参考に、多少のアレンジを加えたものです。
BOX重量が1本で15kgもあり、余計な箱鳴りが無く、それなりに澄んでいて締まった音がします。まぁ、その辺のミニコンポよりはいい音ですよ。

ユニットは、コーン以上に大きい、径8.5cmの巨大なマグネットを背負っており、ケナフとバイオセルロースの混合紙で出来たコーンを、軽々とドライブします。
再生周波数特性が125Hz〜32KHzで出力音圧レベル88dBは、このサイズのフルレンジでは快挙だと思います。

2008年頃に、エンクロージャーに塗装を施し、2017年現在も寝室シアターサラウンド用に使用中。

(レコーディング機材編)


MTR : TASCAM PORTASTUDIO 488mkU

レコーディングに必ずといって良いほど頻繁に使っているデッキがこれです。(というか、これが無いと録音できないし・・・)テープスピードが9.6cm仕様の、8トラック8チャンネルのアナログ・マルチトラック・テープレコーダーです。

TEACの業務機ブランドのTASCAM製で、耐久性抜群。テープ幅が狭いのを補うため、テープスピードが倍速。ダイナミックレンジを稼ぐため、dbxも搭載してます。そのおかげで、ほぼCDクオリティーといえるほどの周波数特性と、テープメディアとしては驚異的なS/N91dBを達成してます。

9年程前に秋葉原のLAOX楽器館にて購入。ハイポジションテープ専用デッキなので、最近良質な生テープが少なくなってきてるのが悩みの種・・・(^^; そろそろHDR考えなきゃ・・・。
でも、アナログの暖かい音って捨てがたいんだよねー(w

※現在はもっぱらミキサー部のみを使用して、TASCAMのMS-16と組み合わせています。また、古い8trのマザーテープ再生専用デッキでもあります。でも、かなりジャンク。


2017年 1月 ヤフオクでドナドナ・・・。

MTR : YAMAHA  AW4416

YAMAHAの2001年当時の最高峰にあたるHDRです。

16チャンネルミキサーの16trマシン・・・って感じですが、
実際はもっと凄いです。音質も未圧縮の24bit/48KHzと高音質

コイツを手に入れてからは、簡単な録音とかデモ録とかは全てコイツ一台で事足ります。本当に便利な世の中になったものです。

ま、本気になればマスターレコーダーとしても十分使えそうですが、
音圧と言う意味で、MS-16には一歩及ばないです。やはり、アナログは強かった!!って感じでしょうか。でも、いいマシンですよ。コイツは。でも最近使ってないな・・。2017年現在も寝室で冬眠中・・・。


2TR OPENREEL TAPE RECORDER : DENON DH−610S (1974年)
 2TR OPENREEL TAPE RECORDER :       TEAC 33−2 (1982年)
  DENONのDHシリーズで、シングルキャプスタンモデルの
最上位機種
です。DH-710が発売するまでは、実質のトップ
エンドモデルでした。
2TR 38cm2TR 19cm のスピード切り替えが出来ます。
DH-510の破損事故による補償で買い換えた機体ですが、
何故かグレードアップしてしまいました(^^;
DENONの業務用と同等部品の大型のパーマロイ・ヘッド
を備える等、DH-510以上のスペックです。物量投資が凄い。
音は大変に良い音ですよ。(^^)

画像奥のTEACの33-2は、オープンデッキ最後期の一台
設計が新しいので、随分と新鮮な音がします。
アルモアのフライトケース入りです。

2007/8/31 33-2はオープンテープ生録音会が終焉とのうわさも出ている中、ヤフオクへ。
仙台のある有名な方に引き取られていきました。かわいがってもらえればいいなぁ・・・。



その他楽器編 @ : ARP ODYSSEY (rev.1後期型)


 
これはレコーディング機材というよりは、むしろ楽器なのだけど、ギターのページにはちょっと場違いなのでここに掲載(w 

Y.M.O の、細野氏、坂本氏の愛用でも有名な、1970年代のビンテージ・アナログシンセで、これはその最初期ロットの後期型。この後、REV.2、REV.3と続いて、モノフォニックシンセのベストセラーとなる。モノフォニックなので、和音が出せないが、2つの鍵盤同時押しという事も出来なくは無い。操作系はかなり多様な音作りが出来る。それこそ、効果音からシンセベースまで何でもOKのオールマイティー機だが、オシレーターが安定してくるまでは多少時間がかかる。

Y.M.O以外にも、海外では、E.L.O、スティーヴィー・ワンダー、ハビー・ハンコックをはじめ多数のミュージシャンに使われた。おいらが持ってるシンセは、最初期の1972年発売のモデル。当時の定価で60万円程したものらしいけど、なんともチープな作りがいかにもアメリカ製(w 使いこなすのも、ある程度知識が無いと音作りも難しいが、一旦慣れるとかなりツボにハマル音が出る。まさしく、初期Y.M.Oそのまんまの音が出せる。

最近はレコーディングではあまり使う機会が無いが、貴重な完動品のODYSSEYなので、元気なうちに使い倒したいと常々思ってはいる(笑
画像2枚目のロゴを注意深く見たことがある人はいるだろうか?まさしく、Y.M.OのハラーでのLIVE映像に出てくるドンズバモデルである。

最近はビンテージシンセブームの波に乗っかる人気機種で、ミニムーグ・シンセサイザーと、その人気を2分している存在。音色の多様さではODYSSEYが良いが、音の厚さではMiniMoogという図式らしい。

※長年の使用による経年劣化のため、各部が消耗してきており、今後、機能を維持をすることが難しいと判断。2004/4/23時点でヤフオク出品を決意。レストアしたものを、いずれはFIVE−Gあたりで購入するかもしれないが、しばしのお別れになりそう。長い間ご苦労様・・・。    (TдT) アリガトウ
※※売れました。ドナドナ〜

その他楽器編 A : KORG ARP ODYSSEY (rev.2 カラーリングモデル)


上に載ってる個体の現代版。今から11年前にビンテージの実機を手放してから・・・結局めぐり合う縁は無く、中古価格も高騰を続ける一途だったが、ようやく2015年、KORGから殆ど完全コピーという状態でリバイバルした!!よって、即効でゲット。

以前持ってた個体と全く同じといって良い音作りが出来るし、しかも、調子悪いところは皆無だし、フィルターは新旧3種類の全てを網羅してるし・・と、至れり尽くせり。

サイズは実機の86%程度に少しダウンサイジングしているものの、納得の造りヽ(´ー`)ノ
これで、レコーディング環境のひとつは元に戻りました〜



2017年現在、友人に長期貸し出し中・・・

2TR OPENREEL MASTER RECORDER : OTARI MTR10−J2(1981年)
   誰が何と言おうと、レコーディング機材以外のなにものでもないのがこれ。OTARIという、プロ用レコーディング機器メーカーが作り上げたアナログ音質の最高峰である、MTRシリーズの名機。2トラック2チャンネルのマスターレコーダーで、テープスピードは19cm/sec〜76cm/sec。CDをも超える高音質の、まさしく放送局用マスターレコーダーです。

現在でも、編集の容易さから、昔からの音効さんが居る放送局関係のスタジオにはコレがおいてあることが多々あるみたいです。1/4インチ幅のテープを使うのですが、本当に音がいいです。ここ一番の時の録音に使っています。

コンデンサーマイクの高音質をほぼありのままに記録できる、非常に高性能なデッキで、ワウ・フラッターは民生機と比較すると限りなく0に近い数値です。1980年代初期までの放送業界では、マスターテープはほとんどの場合でコレ(1/4インチマスター)の規格にミックスダウンしてました。

※2017年現在、現役で活躍中!全く問題なし。現在は主に本堂に設置して、
お勤めの録音などに使用してます(笑

2TR TUBE OPENREEL MASTER RECORDER : AMPEX 354 (1960年)
今を遡ること約40年以上、まだオープンデッキは真空管全盛でしたが、このAMPEXは、オープンテレコの元祖とも言うべきメーカーで、このデッキは真空管時代の中期頃に発表された比較的廉価なモデルでした。(AMPEXの中では・・・)351-2の下位モデルという位置づけでしょうか。

しかしながら、1j\360という当時の日本では、スタジオ、一部の放送局くらいしか購入することができないほど高価なデッキでした。(1963年当時$2010。日本円で\720000程しました。当時の大卒月給の38カ月分程に匹敵します!!今なら600万円!?)

そのサウンドは、
AMPEX351譲りの太くて柔らかい音で、かといって高域もシャープで、音に芯があります。DH-610ほどS/Nは良くないのですが、その説得力有るサウンドは魅力です。CDソースでもこのデッキでダビングして聴くと音が太くなってアナログっぽくなります。

昨年、某スタジオからジャンクをゲット。コツコツ直して、先日ようやくノイズの問題もほぼ解決し、現役復帰です。6AW8が2本、12BH7が1本、6BK7が2本、12AX7Aが2本の構成で、非常にコンパクトにまとまっているが故、ちょっとした部品の劣化で音に影響があるようです。

レストア内容は、劣化したコンデンサの類は全て交換。ヘッドも新品交換し、アジマス再調整、モーター類のベアリングも新品交換。再生レベルは旧規格の185nWb/mで調整されていたのを、現在の基準である250nWb/mに再調整(0VU=1.23V/250nWb/m 調整テープはSM911)再生EQは16kHzまではフラットに。メタル各部注油、アップヘッドの入力シールド線が酸化していたので交換。各ボリューム接点も分解クリーニング・・・以上の作業で復活しました。ヽ(´ー`)ノ 

いずれ録音会にも持って行きたいですね。

※ 2017年2月現在 修理中・・・


16TR OPENREEL MLUTI-TRACK RECORDER : TASCAM MS-16(1987年)
   流石に、これを手に入れる事が出来るとは思っていませんでした。タスカム(TEACの業務用ブランド)が誇る、アナログMTRの名機です。現在でも、レコーディングスタジオでのアナログ録音では現役で使われているもので、アナログの厚い音にこだわるロック系、JAZZ系のミュージシャンなどに人気のレコーダーだそうです。

テープスピードはFIXで38cm/s。16トラック16チャンネルで、
各トラックを任意でセレクトして録音できる、いわばMTR(マルチトラック・レコーダー)です。これさえあれば一人多重録音もかなりの高音質で録音できます・・・が、現在は、故障中です。・゚・(ノд`)・゚・。

右に見えるのがロケーターで、いわば遠隔操作用のリモコンです。16chのラインミキサーと、16本のキャノンケーブルを用意しなくてはいけませんが、
それだけを揃えるだけの出費を厭わないほどの性能を持つレコーダーでした。

直したいけど・・・・どうしよう。


2007/8/25 結局、修理できないままヤフオクへ。東京は八王子の方に引き取られていきました。きちんと直してかわいがってもらえればいいなぁ・・・。